新マーケットへ参入-気象レーダー事業に進出
ヴァイサラでは気象レーダー事業への進出が2005年11月に決定され、新事業部が2006年1月に活動を開始します。気象レーダーは、現在のウィンド・プロファイラー、雷検知システムなどのリモートセンシング・システムを補完するものです。ヴァイサラの気象レーダーは業界をリードする国際的研究機関と共同開発されました。気象レーダーのマーケットは年4000万~6000万ユーロと推定されています。ヴァイサラ気象レーダーは2007年に発売される予定です。
航空気象の自動観測システムサプライヤー、CLH社をヴァイサラに統合
アメリカの航空気象マーケットでシステム・サプライヤーであるヴァイサラの地位は、7月にCLH社を買収したことにより強化されました。CLH社は連邦自動気象観測システム(AWOS)および関連サービスをアメリカの空港に提供しています。このたびの統合は、需要の拡大する全国的な気象ネットワークと気象観測自動化システムに焦点を合わせています。CLH社の2004年の売上高は370万ドル(米)でした。
シグメット(sigmet)社の買収で新気象レーダー事業をサポート
シグメット社は世界をリードする気象レーダー信号プロセッサーとアプリケーション・ソフトウェアのメーカーです。このたびの買収は気象レーダー事業に進出するヴァイサラの活動を支援します。シグメットの製品は、既存のヴァイサラ製品とサービスを補完するものとなります。シグメット社は現在のすべての顧客へのサービスを従来通り続けます。シグメット社の2005年の売上高はおよそ1100万ドルでした。
アメリカの測候所に600万ユーロ相当の降水センサが採用
アメリカに所属する測候所では地上気象観測ネットワーク用にヴァイサラの降水センサが選定されました。契約は段階的に交わされ、総額は600万ユーロ以上になります。納入は主に2006-2007年に行われる見込みです。
アメリカでの滑走路視程監視システムを導入
滑走路の視程監視システムがアメリカの空港に導入されます。アメリカ連邦航空局(FAA)と結んだ3年契約には21セットのシステム納入が含まれ、契約総額は4300万ドルに達します。この契約はヴァイサラとFAAが交わした最初のシステム契約になります。契約には77セットの関連システムを次期5年間で供給するオプションが含まれています。
ヴァイサラのグローバルネットワークの発展
発展する中国マーケットでのポジションを強化するため、ヴァイサラは正式な販売会社を中国に設立しました。ヴァイサラ中国(Vaisala China Ltd.)は3月初旬に活動を開始しました。ヴァイサラは1986年から中国マーケットに参入しており、1994年には北京に事務所を設立しました。現在は北京事務所に加えて、上海と広州にも事務所を設けています。
今年、ヴァイサラ・インスツルメンツ事業部は、中国の広州と米国のサンノゼに新しい事業所を開設しました。この2つの販売拠点は、各地のマーケットでヴァイサラ・インスツルメンツのポジションを強化するものです。
12月に、ヴァイサラはフランスのAix-enプロヴァンスのオフィスを閉鎖しました。この事業所は雷検知技術を専門としていました。ヴァイサラの雷検知事業は米国アリゾナ州ツーソンに集約され効率化されます。