2006年ハイライト

2006年はヴァイサラ創立70周年 
ヴァイサラの歴史は1936年に始まりました。同年、ヴィルホ・ヴァイサラ(VilhoVäisälä)教授が会社を創立し、最初のラジオゾンデをマサチューセッツ工科大学(MIT)に納入しました。その後70年間の活動を通じて、ヴァイサラは気象観測と環境測定の分野における世界的なリーダーに成長しました。

受注契約レポート

アメリカ国立測候所との大型契約を受注
アメリカ国立測候所(NWS)との大型契約を受注しました。受注内容には1200基に及ぶシーロメーター(雲高測定機器)が含まれます。契約総額は1240万ユーロと見積もられています。納入は数段階に分かれますが、多くは2008~2010年に履行されます。シーロメーターはアメリカ国立測候所の自動地上観測システムのネットワークに組み込まれます。

シーロメーター(雲底計)および視程計を複数のアメリカの空港に供給
アメリカ連邦航空局(FAA)は連邦自動気象観測システム(AWOS)プログラム用のシーロメーターおよび視程計を供給する440万ユーロの契約を受注しました。

航空気象観測の分野で大型契約を受注
2つの空港に航空気象観測の製品、システムやサービスを提供する契約を長年のお客様との間で締結しました。契約総額は750万ユーロです。

酸素測定用の新製品
工業プロセス内の酸素濃度測定用の新製品を5月に発表しました。この測定装置は新タイプの光学センサ技術を利用しています。

VTT技術研究センターの火災によりヴァイサラのCO2計測機器の納入に支障
2月に発生したフィンランドVTTのマイクロエレクトロニクスセンターのクリーンルーム内の火災のため、約2ヶ月間、ヴァイサラのCO2センサに必要な部品が製造不能になりました。

ヴァイサラは成長・発展し、新しくなりました

シグメット(sigmet)社の買収が完了
ヴァイサラはアメリカに本拠を置くシグメット社の株式を100%取得する契約を2005年12月に締結しました。取得は完了し、2006年1月4日付で、シグメット社はヴァイサラの一部門として統合されました。買収価格は約1650万ユーロです。ヴァイサラ・シグメットの製品は、気象レーダー信号処理装置およびアプリケーション作成ソフトの分野で世界をリードしています。

ラジオゾンデ生産機能の一部をアウトソーシング
ヴァイサラは気象観測機器部門内の生産機能の一部をアウトソーシングしました。同部門のラジオ・ゾンデの最終組立工程の一部がマレーシアの協力企業にアウトソーシングされました。結果として、ヴァイサラは37名の人員整理通告を行ないました。財務的影響は、2007事業年度以降の部門業績の150万ユーロ程度の改善になると見込まれます。

販売組織の変更
2006年初めに、事業部門の販売チームが顧客区分に対応した新販売組織に改編されました。お客様を7つの区分に分けて、それぞれを専任の販売チームが担当します。

ヴァイサラCEOの交代
2006年10月1日付で、ジェルフォルセンKjellForsén(47歳)がヴァイサラのCEOに就任しました。1992年からヴァイサラのCEOを務めたペッカケトネンPekka Ketonenは2007年1月1日付で退任しました。

ヴァイサラ事業所ネットワークの強化
中国の深圳に新事業所を開設しました。また2007年初めにはアラブ首長国連邦のドバイに代理店をに開設することを決定しました。

危機管理の改善
2006年にヴァイサラの経営陣はグループ事業に関連する危機管理を調査しました。この調査に基づいて、包括的な危機管理方針が作成されました。この方針の目標はヴァイサラの職員、事業、製品の安全ならびに事業の継続です。この方針は会社の知的財産、イメージ、ブランドが法規および規制に準拠することも対象とし、意志決定時における適切で正確な危機の分析も含みます。危機管理の実行計画は2007年からの実施です。

新しい統合業務管理システム(EPR)の実施プロジェクトがスタート
新しい統合業務計画システム(ERP)の実施プロジェクトを開始することが年末に決定されました。このシステムは世界中のヴァイサラ・グループ全社を包含し、現用の多くのシステムに取って代わるものです。新システムはヴァイサラの全事業所で同時に立ち上げられ2008年末にフル稼働します。